自称心理学者の街コン体験記

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【心理学】Twitterで話題‼「1憶円配ります」企画を批判する人の心理分析~虚しい虚栄心と危険な虚栄心~

前回は「1憶円配ります」企画の企画者の心理分析を行いましたが、今回は反対にそれを批判する者の心理分析を行っていきたいと思います。

 

⇓前回の記事⇓

kk99.hatenablog.com

 

批判の種類

なににおいても批判する者は必ずいます。今回のような企画の批判者や環境破壊など問題になるプロージェクトなどに批判する者などいろいろあると思います。

上記で上げた例のように、批判者には「正当な批判」と「不当な批判」2種類があると思います。

「正当な批判」とは、言葉通り正当な理由があり批判する者で理性的に批判をしていると考えられます。

反対に「不当な批判」は批判する理由があいまいであったり感情的に批判をしている者だと考えられます。

この感情的というのはどのような心理なのか次の章で考えていきます。

 

なぜ「不当な批判」をするのか

「不当な批判」をする心理は、これも虚栄心が大きく関わっています。

今回の「一億円配ります企画」で例えるなら、文章だけで企画紹介する投稿にはそこまで批判をしようとする心理(虚栄心)は抱きません。

しかし、文章と実際に1憶円が写っている写真など一緒に投稿されていると批判しようとする心理(虚栄心)をより抱きます。

 

それはなぜか?前回の記事でも説明しましたが、虚栄心は他者評価を気にする人や劣等感を抱きやすい人が持ちやすい心理だと説明しました。

つまり、文章だけの企画紹介だと説得力がなく嘘だと判断してしまうことが多いのに対して、写真付きの企画紹介の投稿は説得力があり企画者と自身を比べてしまい批判をしてしまう。

今回の場合、企画者の経済力やお金持ちという誰しもが羨ましがるステータスを認めてしまい、企画者のステータスと自身のステータスを比べ劣っていると感じ虚栄心を持ちます。

そこから自身の虚栄心を満たすため「嘘企画だ」や「お金を持っているわけがない」など証拠もなく感情的に批判を行ってしまいます。

 

これが例えば本当に嘘企画で、それに対して批判をしているという構造だった場合ひどく虚しい虚栄心の張り合いという構造に見えてしまう。

これらは力を持たない者が行っているので虚しいという見方ができる。

しかし、これが力を持つ者の張り合いだった場合非常に危険な心理である。

わかりやすい例は、北朝鮮の大陸弾道ミサイルの開発である。

あれらはアメリカの対抗として自国の開発技術や軍事力をアピールし自身の力の大きさを表している行動とも見える。

日本もこの危機に直面し恐怖を感じたことでしょう。

もちろん、ミサイル開発は虚栄心だけの感情的な計画ではなく政治的目的などもあったと思いますが、その計画の一端に虚栄心という心理を持っているのも間違いないと思います。

 

この例のように力を持つ者の虚栄心は非常に危険で醜い心理だと考えられます。

 

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